ACLのグループリーグ突破をかけた城南FC戦も、右SBで小椋祥平の先発が濃厚だ。
急きょコンバートされて挑んだ浦和戦では持ち前の粘り強い守りを披露。最終的に、そのサイドを崩されて失点したが、長谷川健太監督は「中2日でぶっつけでやらせたが良くやってくれた」と評価する。
もっとも、小椋本人にはさほどの満足感はなく、城南戦で自らのパフォーマンスが勝敗のカギを握ると自覚済み。「スカウティングで見たけど、相手の左サイドがすごくコンビネーションを使って来る。SBが追い越したり、サイドハーフが中途半端な位置に下がったりするので、この間よりもコミュニケーションを取りながらやっていきたい」(小椋)。
幸いにも、城南は左SBのユン・ヨンソンが出場停止。コンバートされた小椋対代役の左SBの対決も、勝敗の行方に影響しそうだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/05/06 07:00