前節の徳島戦(2△2)でJリーグデビューを果たした鈴木翔登。試合後には大学の同級生などから多数、連絡があったとのこと。緊張などもあって普通の90分の試合以上に疲労があったそうだが、家に帰ってすぐ映像を見直し、「もっと冷静にプレーできればよかった」と振り返った。
その鈴木が気持ちのこもったプレー同様にスタンドを沸かせたのが、試合中に見せたロングスローだ。学生時代から投げていたそうだが、テレビでも話題になったロリー・デラップをイメージしているとのこと。
飛距離としてはタッチラインからファーポストの辺りまで投げられるようだが、「ファー1点だとその後がないので、流れた奥で詰めたり、こぼれた時に反応できたりするように近めを狙って、ライナー性のスローを心がけてます」とのこと。
身長もあるのでできれば中で合わせる側になって欲しいが、強烈なスローインは「チームにとって武器になる」と小野剛監督も買っている。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/04/03 18:04