今季から仙台に加入した六反勇治は、3月18日のナビスコカップ・横浜FM戦(1○0)から公式戦に3試合連続で出場した。試合数の多い4月は「集中するときとリラックスするときとメリハリをつけた生活をすることを重視したい」とコンディション作りに注意を払う。移動の多い日程にも「(横浜FMに所属していた)昨季にACLで長距離移動を経験したことも生かしたい」という。
話は変わり、今季からJリーグでも導入されたバニシングスプレーについて、“壁”を作る指示を出すGKの立場から感想を聞くと「自分の感覚と実際の距離が違うときもあるので、はっきり示してくれるのはありがたい」と答えた。「ただ、初めて見たときに思ったより消えなかったのは意外でした」。前述の横浜FM戦では、気温9.6℃、湿度66%という状況が影響したのか、41分に相手FKでスプレーが使用されてからハーフタイムの終わりごろまで、六反の少し前に引かれたラインがなかなか消えなかった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/04/01 16:52