今季初勝利を挙げた熊本戦(1○0)の裏で神山竜一もある重荷から解放されていた。重荷というのは公約。福岡が昨夏、行ったアビスパ福岡総選挙で神7入りした神山だったがその公約がピッチ上で当選したサポーターの名前を叫ぶというもの。しかし、この企画が発表されて以降、チームは勝ち星から見放され、まさかのシーズンまたぎに。神山自身も「呪われている…」と気にしていたがようやくその重圧から解放され、安堵の表情を見せていた。
しかし、当初、神山は神7入りしていなかった。神7入りしていた石津大介(現・神戸)が移籍により、空座となったため、投票数8位だった神山が繰り上げ当選。そのため、公約企画も遅れたのだが「あいつが移籍するから…あいつのせいですよ(笑)変な公約はするもんじゃないですね」と石津へ冗談めかして恨み節を連ねていた。「もう、ああいうのはいいです」と苦笑いした神山。重荷から解放された今後の動きにも期待が懸かる
(福岡担当 杉山文宣)
2015/03/30 16:06