明治安田J1・1st第3節・清水戦を“ウノゼロ”で勝利した松本。最後まで集中を切らすことなく守備に汗をかいたことが無失点の第一要因だが、開幕以来、正守護神としてゴールを守り続けているGK村山智彦も安定したキャッチングや飛び出しで貢献。「歴史的勝利なのでうれしい」と安堵の表情を浮かべた。
今週末は、ナビスコカップ第2節・FC東京戦。リーグ戦との並行は心身ともに厳しいはずだが、「個人的には試合をやれることが何よりもうれしいし、移動や過密日程も苦にはならない」と断言する。
「自分はサッカーができるできないという状況も味わっているので、試合に出してもらえることに感謝している」――。かつて所属していたSAGAWA SHIGA FCが突然の休部。サッカーができなくなるかもしれない、という苦境を乗り越えたからこそ、いまなおサッカーには貪欲であり続ける。
(松本担当 多岐太宿)
2015/03/26 07:00