23日、前日の明治安田J1第3節・松本戦(0●1)に出場したメンバーは軽めの調整。練習後、今季リーグ初先発となったGK杉山力裕が試合を振り返った。
清水の一員として初めてアイスタのピッチに立った。「距離が近いので、アウェイとしてきたときはイヤだった」と川崎F時代の印象を振り返りながら、「それがホームになって熱いサポーターが後押ししてくれるのは心強かった」と気持ちの面での変化を語る。
それが特に表れたのは、32分のシーンだった。1点リードされている状況でPKを獲られるという絶体絶命のピンチ。しかし、キッカーの松本FWオビナは大きく枠を外した。
「相手のPKが外れたのは、後ろにたくさんのサポーターがいて威圧感を感じたのだと思う」
ここが決まれば、試合は決まってしまったかもしれないだけに、サポーターの力を感じた瞬間だった。
(清水担当 田中芳樹)
2015/03/23 19:14