明治安田J2第3節・福岡戦を2日後に控えた19日の練習後、バルバリッチ監督が試合に向けた意気込みを強く発した。「福岡には個人能力の高い選手がいる。なかでも坂田(大輔)、城後(寿)はスピードがあるので注意しなければいけない」と相手チームを分析したが、その後すぐにこのように口にしている。
「ただし、相手チームの分析よりも大事なことは私たちが、自分たちのサッカーをしっかりとやることです」と、まずは自チームのパフォーマンスが重要であることをあらためて確認した。
前節の長崎戦(0●1)はホームゲームながらも低調な試合内容に終始し、「あの試合のような戦いぶりでは、相手が大学生や高校生でもボールを支配されてしまう」と手厳しく評したうえで「福岡戦では積極的に戦っていきたい」とした。そうした意向から中盤にはハードワークのできる若手選手が抜擢される可能性もあり、タフなゲームが演じられそうな気配だ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/03/19 20:04