16日、日立柏サッカー場ではACLグループステージ第3節・柏レイソルvs山東魯能戦に向けた前日会見が行われた。当然ながら中国メディアも来場し、アグレッシブな取材を繰り広げていた。
「中国サッカーの印象は?」と言った質問を日本側にぶつけていたのは、済南時報の印朋記者。こちらも負けじに、山東の注目選手を教えてもらった。印朋記者のお勧めは背番号11のリュウ・ビンビン(劉彬彬)選手。172㎝と小柄だがテクニックとスピードに秀でたアタッカー注目株だという。21歳ながらフランスのFCメツでプレーしたことがあり、中国代表選出歴もある。
印朋記者が複数の記者に熱心に聞いて回っていたのは「なぜ日本の記者はペンによるメモでコメント取材を済ませるか」だった。アップル製品を駆使していた中国の敏腕記者は、日本の記者が昔ながらの取材手法を続けていることに、何らかの意味を見出していたようだった。
(柏担当 大島和人)
2015/03/16 22:23