岡山との開幕戦、関田寛士の先発が濃厚となった。
6日の紅白戦では主力組の左CBでプレー。そこである報せを伝えると、とびきりうれしそうに「マジすか!?」と連呼した。
それは、染矢一樹とマッチアップする可能性が高いこと。13年まで岐阜でプレ-した染矢とは公私ともに仲の良い間柄で、関田にとって「普段はふざけてるけど(笑)、サッカーに対して真面目でストイック」な良き先輩。実現すれば初対戦となるだけに「いやあ楽しみだ」と胸をはずませ、特徴をよく知るからこそ警戒を強めた。
「ソメさん(染矢)は走力とスピードがあって周りに使われるタイプだから、そこも気を付けてやりたい。特に岡山は“ボランチ”から良いボールが出てくるから」
そう、“ボランチ”には流通経済大柏高時代の先輩・千明聖典。「そこもうまいと知っているから、注意しないといけない」。いよいよ開幕を迎える、明治安田J2。関田は「気合い入れていきます」と2人の先輩を抑えにいく。
(岐阜担当 村本裕太)
2015/03/07 07:00