柏木陽介が世界を知るトップスポーツ選手に感銘を受けたようだ。
その選手とは、かつては世界4大大会のうち3つの大会でベスト4入りを果たし、一度は現役を退いたものの復帰し、44歳のいまもなお活躍するテニスのクルム伊達公子さん。ACL・水原三星戦の移動中にファンから貰ったクルム伊達公子さんの本を読んだという柏木は、「感性とか若干似ている気がした」とすると、「(伊達さんは)自分のプレーに納得できないと勝っても納得できないと。俺もそういう気持ちで昔はやっていたのになっていうところがあって。負けたらもちろんダメだけど、そういうことも大事なのかなって。まず自分が良いプレーをすることが何よりもチームのためになるし、自分のためにもなる。それを改めて実感させられた」と、自分のプレーにこだわることが重要であることを再確認したようだ。
自らも今年1月に自伝を出版した柏木。他競技ながら世界を知る選手からも学び、さらに上を目指す。
(浦和担当 菊地正典)
2015/03/02 19:38