仙台はJ1第33節・徳島戦が今季のホーム最終戦となる。追いつかれて引き分けた前節・C大阪戦(3△3)の反省を生かし、次こそ落ち着いて試合を運び、勝ち点3とJ1残留という結果を出すことが必要だ。
J1残留をこの節で決めたい仙台にとっては、終盤戦の難しい状況下でも確実に勝ち点3を獲得することが必要だ。攻守のバランスも心理面でのバランスも、しっかり制御しなければならない。ボランチでチームのバランスを整える立場にある富田晋伍(写真左)は「焦れずに、ポジションのバランスを見ながら、変にリスクを冒さないことを意識したい」と、冷静な試合運びを目指す。「徳島が守備を重視してきたとしても、ずっと守っていることはないはず。(前に)出てきたところを突くことも、自分達の背後を見ることも忘れず、やるべきことを全員ではっきりさせることを心掛けたい」と、チームとしてゲームコントロールのイメージを共有することを重視する。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/11/27 18:37