23日に行われる最終節の磐田戦(札幌ドーム)をバルバリッチ監督は「真価が問われる試合」と位置付けた。前節・福岡戦の引き分け(1△1)によって7位以下が確定。J1昇格プレーオフ進出の可能性が消滅し、この磐田戦は俗に言う“消化試合”的なものとなってしまった。
しかしながら指揮官は「最終節のホームゲーム、それも磐田という強力な相手と戦えるのだから、モチベーションが高まる理由はそろっている」とした上で「プロフェッショナルとしての姿勢が求められるし、こういう状況だからこそチームとしても選手としても真価が問われる」と言葉を強めた。
目標としていたプレーオフ進出は果たせなかったものの、その中身を評価した札幌側はすでに来季の続投要請を行っており、来季もバルバリッチ体制が継続されることはほぼ確実。勝利へのメンタリティを強く求めるクロアチア人指揮官だけに、この最終節で選手個々のメンタリティーも見極めていくことになる。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/11/20 16:34