3週間という中断期間で練習試合を行るチームも多い中、鹿島は対外試合を行わずフィジカルトレーニングと守備などの課題克服に取り組んだ。ただ、練習試合を行わないのはいつものこと。シーズン中だけでなくシーズンオフの間もJ1との練習試合は一切行わないことが、ここ最近の通例となっている。次の対戦相手となる川崎Fが浦和との練習試合を行ったのとは対照的だ。
そうできるのも紅白戦は熱を帯び、激しいプレーの応酬が繰り返されたからかもしれない。「厳しく行くところは厳しく行けてる」と胸を張る遠藤康。中断の間には、砂場でのフィジカルトレーニングがあったことも引き合いに出し、「うちらは砂場で頑張ってきた。やっとグラウンドでサッカーができる喜びを感じてる」とはにかんだ。
中断明けはあまり良い内容のサッカーができないことが多いが、良い雰囲気の練習を積むことができている。
(鹿島担当 田中滋)
2014/11/20 17:07