前節・北九州戦(第40節/4○0)は、なかなか点が遠い試合だったが、終盤の1点を皮切りに4得点を奪い快勝した。その皮切りとなるゴールを決めたのが中村祐也だ。
たび重なるけがに悩まされながらも、今季復帰を果たした中村にとって、このゴールは2012年6月以来のモノ。中村自身は「気持ち的にもホッとしたし、やっととれたという気持ちが強い」とゴールを喜んだ。
そんなゴールシーンを振り返ってもらうと、意外なところに敵がいたという。その人物とは、チームメートであるウェリントン。「あのポジションに入っていったら、ウェリ(ウェリントン)が後ろで『OK』と言っていて、でも意外とボールが低かったので自分で触っちゃいました(笑)。(ウェリントンの)威圧感は結構ありましたね(笑)」と、チームメートにまさかのプレッシャーをかけられていたことを教えてくれた。
ホーム最終戦となる今節・横浜FC戦には、「まずチームとして勝てるように、自分のできることをやるだけ」と語った中村。彼のゴールが、さらにチームの勢いを加速させるだろう。
(湘南担当 林遼平)
2014/11/12 19:20