武藤雄樹が7日に誕生日を迎え、26歳になった。2011年に仙台に加入した武藤は今季がプロ4年目。結婚して迎えた今シーズンは、既に自身シーズン最多となるリーグ戦27試合出場4得点を記録している(第31節終了時)が、本人は「まだまだ」と満足しない。渡邉晋監督も前節・G大阪戦(1△1)について「味方と連係してチャンスを作ってくれたけれど、自身のシュートチャンスで決まらなかったところについては本人とも話をしました」と、フィニッシュ面でさらに高い要求をしている。
25歳あたりからチーム内では“若手”というより“中堅”という立場にもなってくるが、さらに一つ歳を重ねた。26歳になった武藤は「これまでは大きく階段を駆け上ってきたというより、一つひとつ成長してきた実感があります」とこれまでを振り返り、「また一つ歳を取ったことで、もっと練習を積み重ねてもっといい選手になりたい」と前を向く。26歳になって迎える、中断明けのリーグ戦3試合での活躍にも期待したい。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/11/07 16:38