東京Vの下部組織出身者は、たとえカテゴリーが違う同士でもミニゲームなどで時間を共にしていたということが多い。高木駿はそういった環境の中で育った。3学年下にあたる現・磐田の小林祐希と同じチームでプレーすることはなかったが、「一緒にミニゲームをしたり、グラウンドで顔を合わせたりはしていた」という存在だ。
そんな高木と小林だが、実は4年前に対戦経験がある。2010年の天皇杯・東京都予選に明治大の正GKとして臨んだ高木は、小林擁する古巣・東京Vユースと対戦し、「アイツに無回転のFKを直接決められている」(高木)。小林の得点もあって明治大は敗退を喫しており、高木は「そういう苦い思い出があるので、そこ(FK)は要注意」と警戒心を強める。「ヴェルディユースとしては負けられない」という思いも胸に、大一番・磐田戦を迎える。
(BLOGOLA編集部)
2014/10/31 07:00