20日は、サブ組が主体となり、ポゼッション練習などを行った。あいにくの雨模様となったが、ボールの動かし方を綿密に確認し、およそ2時間汗を流した。
前節のJ1第28節・徳島戦(2△2)はドローに終わり、勝てない試合が続く。この日は、サブ組の練習に参加した選手を除いた徳島戦の先発組は軽めの調整に終始したが、クールダウンしながら話し合う光景が見られた。それぞれが感じていることを伝え合ったようで、有意義な時間を過ごしている。ただ、「全員で話をしないと」という声もあった。
序盤戦のハイライトの一つであるクラブ初のナビスコカップ予選リーグ突破は、主力とサブが一体となったから実現したチームとしての成果だ。これまでの神戸の歓喜の前には必ずピッチ上に限らないチームとしての一体感があったのも確か。
連戦の最中で全体が同じ空間にいられる時間は少なく、できることは限られるだろう。ただ、この日の話し合いを限定的にせず、チーム全体として共有できるかは、残りの試合の大きなポイントになりそうだ。
(神戸担当 小野慶太)
2014/10/21 07:00