15日の天皇杯準々決勝・G大阪戦(0●2)で公式戦初先発を果たした大山啓輔だが、敗退となった結果はもちろん、「手ごたえはほとんどないというのが正直なところ。自分の力不足を感じさせられた試合だった」と、自身の出来にも悔しさの残る一戦となった。
試合に入るにあたっては「ボールを持たれる時間が長いということはある程度予想できたので、そこで守備から攻撃へのパイプ役、収めどころになるのが僕の役割だった」という大山だが、「そこは全然できなかったし、あまりボールを引き出せなかった。そこは自分が持ち味にしているところなので、もっとできるようにしたい」と猛省した。
「全体的に課題ばかりだったが、特に自分の長所を出せなかったことが悔しい」と大山。「そこは日頃の練習からもっと詰めていかないといけない」と、苦い経験を糧に成長することを誓った。
(大宮担当 片村光博)
2014/10/16 19:26