ここ2試合チームは無得点で完敗。5試合ぶりの勝利を手にするには、まずゴールを奪いたいところだ。しかし、チームのポイントゲッターである堀米勇輝には大きな壁が立ちはだかる。
今節の対戦相手・横浜FCのGKである南雄太と堀米は、昨季に熊本でともにシーズンを過ごした元同僚。一緒にプレーした期間は1年あまりと短かったが、意気投合し「(南には)すごく良くしてもらった」と弟のように可愛がってもらっていたと言い、昨季のシーズンが終わってからも「年末までは熊本で2人で自主トレをしていた」と、公私ともに深い親睦があるという。
良く知った仲だけに南のGKとしての隙を見つけているのかと思いきや、「自分から見れば(南の)欠点は探しても見つからない」とゴール前での存在の大きさにややタジタジ。今季の開幕戦で対戦した時もゴールは奪えずスコアレスに終わっている。それでも今節では成長した姿を披露して「雄太さんから点取って勝ちたい」と息巻ている。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/10/09 18:33