J2第33節・湘南戦では、14試合ぶりにサイドハーフのポジションを務めた駒井善成が躍動した。
チーム事情もあって今夏をSBとして過ごした駒井だが、湘南戦では「サイドハーフに運動量を確保する」(川勝良一監督)狙いもあって、川勝監督の下では初めてポジションを一つ前に移した。
試合では、前線のスペースへの走り込みや、果敢なドリブル突破でボールを前に運んでチャンスを演出。同時に、献身的に後方へ戻って守備もこなすなど、攻守両面での奮闘が目立った。運動量豊富な駒井が珍しく足をつって84分に交代したが、それだけアップダウンを繰り返していた証だ。
また、福村貴幸とのコンビも「(福村は)攻撃参加のタイミングを考えたり、僕のことを理解してくれていた」と良好だった。「手応えはあった。こういう試合を毎試合、やりたい」。
湘南戦のパフォーマンスを継続することで勝利を積み重ね、残り9試合での上位浮上を誓った。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/09/25 18:50