オフ明けのトレーニングでは、車座になって松本純一コーチのかけ声に合わせて数種類の腹筋、背筋メニューを取り入れている熊本。 当初は1つの動作15回程度だったが、シーズンも深まってきて1メニューあたりの回数も増加。今では1種類の腹筋につき40回弱を全員が(小野剛監督も)こなすようになった。
とはいえ、短いインターバルで腹直筋の上部と下部、腹斜筋…と続けるため、ボールを使ったトレーニングの後で選手達もかなりきつそう。そうした中で飄々と腹筋を繰り返しているのが、33歳のアンデルソン。仰向けになって足を垂直まで上げる腹筋も、ひざをキッチリ伸ばした状態でリズミカルに繰り返す。
思えば昨シーズン在籍していたドゥグラスも、その強靭な身体は「彫刻みたい」(一部選手談)だったそうだが、前線でのボールキープはそうした強い身体の賜物といえそうだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/09/17 16:53