新潟にアグレッシブさが戻って来た。最近のトレーニングでは、自陣内でのバックパス禁止というルールが設けられたことで、前へ前へとスピード感のあるプレーが増えている。
これを、「いいきっかけ」と話すのは成岡翔。「みんなの意識が『前へ』と変わっている。これまで負けが込んでいて、メンタル的に落ちていたことで、アグレッシブさがなくなっていた。あとは試合でいかに出すかが大事」と実戦を見据える。
またFWで2トップを組むこともある指宿洋史について、「懐が深いので、今までにない武器ができた。イブのいいところを引き出しつつ、チャンスを作れるようにしたい。みんなも意識している」と、チーム内でのもう一つの意識の変化も語った。
リーグ再開は、3週間ぶりのホームゲームから(J1第23節・仙台戦)。「勝たないといけない。サポーターもカツを入れてくれるだろうし、いい雰囲気の中で試合ができると思う」と成岡。アグレッシブな戦いで、待ちわびたファンの期待に応えたい。
(新潟担当 野本桂子)
2014/09/11 07:00