「27歳は本当に大けがとかいろいろな経験をした。28歳はすごく良い1年になる気がする。そういう素晴らしい1年にします」
そう語ったのは、9月8日に誕生日を迎えた林陵平。昨年11月に左ひざ前十字靱帯損傷で長期離脱。6月にチームに合流して以降も練習試合で負傷するなどのアクシデントもあり、なかなか試合に絡めずにいた。
しかし、前節・水戸戦(J2第30節/1○0)では途中出場ながら決勝点の起点となるプレーでチームを勝利に導き、10日の天皇杯ラウンド16・鳥栖戦では先発が予想されている。「28歳になっていきなりスタメンで出れる。いい兆候じゃないですか?」。林らしい、自信にあふれるコメントも戻ってきた。
「大けがが終わって初めての公式戦で、しかも相手がJ1で2位の鳥栖ということで、すごい楽しみ。自分の中でコンディションもやっと上がってきたし、いまは期待感しかない。できる自信しかない」。
ポジティブ・シンキングにかけてはチームでも右に出る者がいない林の逆襲がベアスタから始まる。
(山形担当 佐藤円)
2014/09/09 17:20