清水は28日、練習前にミーティングを行い、その後グラウンドで非公開練習を行った。
大榎克己監督は会見で「鳥栖はボールをつないで、自分たちの時間を増やそうとしている」と分析。「自分たちもそうだけど、ボールを大事にするとなかなか前に入らなくなる。でも、前に出せば良いというものではない。そのバランスが大事」。課題としては清水と似ているかもしれない。
ただ、鳥栖はGK林彰洋、DF坂井達弥が日本代表に選ばれるなど、リーグ最少失点の17失点という守備力を誇る。清水としては、そこをどう崩すのかがカギとなるが、大榎監督は「チャンスはある」と自信を見せている。
大榎監督が7月30日、鳥栖の吉田恵監督が8月8日と、ほぼ同時期に就任。両チームとも新監督を迎えて日が浅い中、監督の色を上手く結果に落とし込めるのはどちらになるかということに注目が集まる。
(清水担当 田中芳樹)
2014/08/28 19:43