今週末のJ1第22節、新潟はG大阪と対戦する。岡本英也にとっては古巣戦ともなるが、「古巣だからというより、最近は思うようなプレーができていないので。まずは自分が持っているものを100%、チームのために出し切ること」と、自分を冷静に見つめる。
今季、リーグ戦ではここまで1得点のみ。シュート練習では難しいボレーを次々と決めるなど、うまさは抜群だ。だが、最近の試合ではボールを失う回数が多く、得点機を逃していると自覚する。「これでは味方の信頼もなくなる。練習から失わないことが大事」と奮起している。
今週のトレーニングでは、指宿洋史との2トップも試された。「イブはキープ力があるので、ボールが入ったら近くにいようと思う。イブがダイレクトで落として、そのままシュートもあり」と岡本。
また、指宿も、「ヒデはうまいし、僕の動きに合わせてくれるのでやりやすい」と、お互い手応えを感じている。キープ力とシュート力。持ち味を生かし合うことで、ゴールのチャンスは増えそうだ。
(新潟担当 野本桂子)
2014/08/28 13:59