高校総体の男子サッカーは山梨県内で開催されており、8日が決勝戦。阿部翔平、青山直晃、岡西宏祐、松本大輝の4選手は母校が大会に出場していたため、それぞれに激励、差し入れなどを行った。
7日の準決勝は松本の母校・大津高と、青山の母校・前橋育英高が対戦している。7日の練習は14時開始だったため、10時キックオフの準決勝と掛け持ちが可能だった。松本は観戦、青山は不観戦を選び、結果は“OBが観戦した”大津の勝利に終わっている。
「(育英には)優勝するくらいの力があると聞いていた。俺が行って負けたらイヤだから止めました」という青山は、母校敗戦の報に「チーム愛の差が出たな~」と悔しさを口にする。一方で「まぁそんなの結果論ですからね!子供たちの頑張りですから!」と自らの責任は頑強に否定していた。
松本は練習がオフだった4日にも2回戦・立正大淞南戦を観戦しており、「明日も行こうかな?」と16時キックオフの決勝も、今大会3度目の応援に行く構え。準決勝については「育英の10番の子(渡邊凌磨)が上手かったです。でも大津の10番(葛谷将平)もうまい」と感想を述べていた。
ただし話が進むと松本の代の総体4強を超え、全国大会初の決勝進出を果たした後輩に対して「悔しいです」と軽い嫉妬ものぞかせていた。
(甲府担当 大島和人)
2014/08/07 19:05