大学サッカーメルマガVol.139を配信しました。
今回の大学サッカーメルマガは、総理大臣杯1回戦より、「中央大-北海道教育大岩見沢校」「平成国際大-阪南大」「福岡大-新潟医療福祉大」のマッチレポートを掲載しています。
以下、Vol.139より一部抜粋を転載します。
昨年の総理大臣杯では準優勝と健闘し、関東リーグでも激しい首位争いを展開している中央大。しかし、ここ数試合は司令塔の六平光成、エースの安柄俊を怪我で欠き、苦しい試合が続いている。
対する北海道教育大岩見沢校は、昨年の総理大臣杯でベスト8。ラインを高く保ち、細かなパスをつないで崩すサッカーを展開し、天皇杯では総理大臣杯優勝校である大阪体育大を破っている。いわゆる“地方勢”とあなどれない存在だ。
試合の立ち上がりは、そんな両チームの勢いの差が出る形となった。積極的にボールを奪って、廣瀬拓哉、阿部大翔らがサイドから仕掛ける北海道教育大岩見沢に対し、中大はどうしても後手に回る形に。9分には、岩見沢・竹内清弥の突破を止められずに、中大の右サイドバック・今井智基が警告を受けるなど、試合は岩見沢校ペースで進んでいた。
(続きはメルマガ本文に掲載)
今年、埼玉県リーグから初めて関東リーグに昇格したチームながら、関東予選のアミノバイタルカップでは1部の日本体育大を下して、総理大臣杯の切符を手に入れた平成国際大。当然、総理杯も初出場。関西の雄・阪南大相手にジャイアントキリングが期待されたが、最後の最後に力尽きた。
試合は、阪南大が最後の5分間まで攻めあぐねる展開だった。怪我人やアクシデント等で、主力選手数名を欠く阪南大は、攻め込みながらも試合序盤のチャンスを決めきれずに前半を無得点で折り返す。「ラインを上げてサイドにさばくといったことが、まるでできていなかった」(阪南大・須佐徹太郎監督)。さらに「本当にメンバーが苦しい」という状況に追い打ちをかけるかのように、左サイドバックの藤内建太が負傷し、前半で交代せざるを得ない状況に。
(続きはメルマガ本文に掲載)
ひと言で言うなら、九州の王者の“余裕の勝利”だった。初出場の新潟医療福祉大も健闘はしたものの、リズムに乗る前に福岡大にゴールを決められ、終わってみればシュート数は29対7、スコアも4-0と大差がついた。得点差がついた後半は「今大会は5連戦ということもあり、体力を温存して攻撃はカウンター気味にした」(福岡大・乾真寛監督)という“省エネサッカー”を展開したが、それでも相手にゴールを許さず無失点勝利。牟田雄祐、清武功暉ら今の4年生は、1年生のときに総理大臣杯優勝を経験しているが、「4年前に優勝したときは無我夢中だった。先輩たちに引っ張ってもらった。今年自分が4年生になって、改めてチームを日本一にすることが主将としての自分の仕事だと思っている」(福岡大・牟田雄祐主将)。九州の雄・福岡大が、4年ぶりの優勝に向けて“狙いどおり”のスタートを切った。
福岡大は試合序盤から高い位置でボールを奪うと清武、田中智大に加え、ボランチの岸田翔平が積極的にシュートを放ち、新潟医療福祉大を圧倒。15分過ぎには、FW中田大貴の足元にボールを集める新潟医療福祉大に前を向かせる時間帯もあったが、その出鼻をくじくように24分に先制点をゲット。清武、田中と崩して放ったシュートが相手GKに弾かれたところに、詰めていたFW岸田和人が押し込んでゴールをあげる。
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(BLOGOLA編集部)
2012/07/12 14:30