12日の天皇杯の2回戦・金沢戦でキャリア初のハットトリックを達成した倉田秋。「自分のタイミングで慌てずにシュートを打てるようになってきた」と自分のプレーをこう分析する。
もっとも、中断期間前のナビスコカップから得点感覚の覚醒の予兆は見せていた倉田だけに、2トップを組む宇佐美貴史との連係が上向いてきたことも好調さを保っている要因の一つでもある。「貴史ともコンビネーションもだいぶよくなってきた。どちらかがサイドに流れたり、落ちたりした場合は、一人は相手の一番イヤなところにいることを意識している」(倉田)。
開幕直後は責任感の強さ故に「変に考えすぎていたところがあった」背番号11だが、昨年序盤に見せていた躍動感を完全に取り戻した様子。巻き返しを図るリーグ戦で、ハイパフォーマンスを期待しても良さそうだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/07/18 21:41