今節の横浜FM戦は、柿谷曜一朗がC大阪を離れた後、初の公式戦となる。
「自分がやらないといけない、という気持ちは強い。アイツがセレッソに残してくれたものはいろいろある。それをみんなで受け止めて、しっかり戦っていきたい。アイツのプレーは個人的にも好きで、ちょっとでも盗んでやろうと思っていたけど、ムリでした(笑)」と話したのは楠神順平。「川崎F戦の前半のような戦い方ができれば、こっちのペースにもなる。ただ、しんどいときにどう変えるか。中でしゃべってやらないといけない」と今節を展望する。
長谷川アーリアジャスールは、「自分がセレッソへの移籍を決める前にアイツから電話が来たのが懐かしい(笑)。サッカー選手である以上、先がどう待ち受けているかは分からない。いまをしっかりやることが大事。それが先につながってくる。自分が移籍する、しない、ではなく、常に何が起こるか分からないのが未来。いまをしっかりやることが未来につながる」と話した。
また、長谷川にとって横浜FMは古巣でもある。「僕をユースからトップに上げてくれたクラブ。思い入れはある。俊さん(中村俊輔)を始め、(中澤)佑二さん、いろいろな先輩方にお世話になった。サポーターも応援してくれていた。そういう人たちに、少しでも成長した姿を見せたい」と古巣への思いも語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/07/17 20:13