リーグ戦再開の広島戦を控えて準備を進める大宮で、ここ最近ゴールマウスを守り続けている清水慶記。天皇杯2回戦・ヴァンラーレ八戸戦(3○1)でも先発しており、広島戦でも先発出場が濃厚だ。開幕戦も先発した清水にとっては、再び定位置を奪取するためのまたとない機会となる。
分析力に長ける清水は、広島を「前と同じ広島という感じで、いつもどおり」と見ている。その上で「サイドハーフが大外で待っていて、枚数をかけてクロスを上げてくる。そこでしっかり人に付くところは気を付けないといけない」とクロス対応を注意すべき点として挙げた。
中断期間に取り組んできた高いライン設定は、その裏をカバーする能力の高い清水と相性が良い。広島戦は猛暑の中でコンパクトな陣形を保つのが難しくなることが予想されるが、「その中で当たり前のことを当たり前にこなせるかどうかが勝ち点につながってくる」と清水。その“当たり前”を完遂し、クリーンシートを目指す。
(大宮担当 片村光博)
2014/07/17 17:32