神戸は9日、紅白戦やシュート練習を実施。守備の連係などを念入りに確認し、チーム力アップへの取り組みを進めた。
リーグ戦で9得点を挙げ、得点ランクトップに立つペドロ・ジュニオールはこの日も快調なプレーを披露。「コンディションは時間をかければもっと良くなるし、自分自身で良い状態だと思っている」とたくましくコメント。多くの外国籍選手が日本の夏には苦しむが、「自分が生まれた(ブラジルの)パラー州というところも、こんな感じで暑いところ。物凄く暑いところなので、それを思えば(問題ない)」と前向きに受け止めている。
神戸の持ち味は中央突破のコンビネーションだが、ここにSBがうまく絡めば攻撃の幅はさらに広がる。「両SBの攻撃参加はとても大事。それに(SBが)上がった時の守備とか、何をするべきかの役割も変わる。そこを高めていければ」とチーム力向上への意気込みを伝えた。
神戸が誇る快速アタッカーの熱い夏が、間もなく始まる。
(神戸担当 小野慶太)
2014/07/09 21:58