18日、クラブはバドゥ監督との契約解除と、森下仁志コーチが監督代行に就くことを発表した。荒川友康コーチもクラブにはとどまるが、トップチームの指導からは外れる。
J2で4年目を迎える今季、クラブは大木武前監督との契約を更新せず、新たに69歳の老将に悲願達成を託した。5年ぶりとなる開幕戦勝利を挙げ、5月上旬には3連勝を達成したが、ここ5試合は1勝4敗で3得点13失点。順位も11位と苦しい状況に追い込まれていた。
クラブは17日に森下コーチへ指揮官交代を告げ、選手やスタッフには翌18日の午前中に行なわれたミーティングで伝えられた。チーム最古参の中山博貴は「結果が出ていないのは監督だけの責任ではないし、そこはしっかり受け止めたい。一人ひとりがやるべきことをやらないと変わっていかない」とコメント。
キャプテンを務める山瀬功治も「仁志さん(森下監督代行)は昔から表裏のない人。要求することをしっかり伝えてトレーニングしてくれるし、それがチームのいまのスタンダードになる」と新体制下での立て直しに力を注ぐ構えだ。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/06/19 03:22