長崎にとって9試合ぶりの勝ち星は、自分たちのサッカーの特長であるハイプレスや連動性の高さを十二分に出せた最高の勝利だった。
圧巻の勝利について、ディフェンスリーダーの山口貴弘は、「強気の姿勢でいけたこと、全体をコンパクトにして戦えたことが大きい」と話し、ボランチの前田悠佑も「全員の守備の意識が徹底されていた。強気でラインを『上げろ! 上げろ!』という声が出ていた」と振り返る。
さらに下田光平は「出たらまずは強気のポジションを取って走ることを考えた。それじゃないと長崎は普通のチームになってしまう」と久しぶりのチームの躍動を喜んだ。
どうやら長崎の勝利の要因の一つには、これまで積み重ねてきた自分たちのサッカーに自信を持って、強気の姿勢で試合に臨めたことにあったようだ。
(長崎担当 植木修平)
2014/06/11 19:24