試合前日に行われるミニゲームのボルテージが上がっている。前節・松本戦前日では、石井秀典がハットトリックを決めれば、相手チームの中島裕希が終了間際のヘディング(特別ルールにより3点)で追い付いてみせ、延長戦に持ち込んでいる。たかがミニゲームだが、勝利への執念は必要以上に強い。
石﨑信弘監督体制になってからのミニゲームでは、負けチーム全員でダッシュ&ラインストップを行い、一番遅れたり、しっかり止まれなかった選手が一発芸を行うことになっている。このシステムが「負けたくない」最大の理由だ。
翌日の“重要な一戦”を控え「まずはミニゲームをしっかり楽しみたい」と西河翔吾。「まずはミニゲームで負けなければいいんですけど、負けても脚力でなんとかしようと思っています」と是が非でも一発芸を回避するつもりでいる。それでも、「ネタ持ってないと変な空気になるので、何個かネタは仕込んでます」と準備は万端だ。
(山形担当 佐藤円)
2014/05/22 18:42