13日、坂井大将のブラジルW杯トレーニングパートナー選出が発表された。
一報は高校の放課後、クラブの強化部から電話で聞いたという。この日は長崎に住む祖父の誕生日で「良いプレゼントになった」と坂井は話す。
今季2種登録されトップチームでトレーニングを始めてから、代表チームで自身の変化に気付いた。3月のサニックス杯では余裕が持てるようになり、4月のスロバキア遠征では得意の攻撃的ポジションで手ごたえを感じた。
目標はアカデミーの先輩・清武弘嗣。大分でプロ2年目の清武とU-15時代に寮生活をともにし、公私にわたりさまざまな話をした仲。久しぶりの再会に胸を躍らす。
一方、自身が求められる役割に重ねて目指すプレーヤーは、今回予備登録された中村憲剛だという。「立ち位置やファーストタッチ、タイミングを学びたい」と目を輝かせた。
原博実技術委員長からムードメーカー枠も託される17歳。物怖じしない本領を発揮して、代表も大分も盛り上げる。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/05/14 21:37