5月1日の仙台のトレーニングは、悪天候に見舞われた。この日は第10節・川崎F戦(0△0)で先発したメンバーはリカバリーメニュー中心、それ以外はグループでの攻撃練習を中心にそれぞれ調整。しかし練習開始とともに雨が強くなり、最初は遠くに雷の音が聞こえたことも。戦術練習のころには雨が弱まったが、止んだのはもうクールダウンになったころだった。
足元がぬかるんだり、大きな雨音で互いの声が聞こえにくくなるなど、過酷な環境下ではあったが、渡邉晋監督は「恵みの雨だと思っている」とポジティブだった。ピッチが柔らかくなったこと、そしてボールが走ることにより、「戦術練習までできたグループは、攻撃のイメージを合わせることができた」という手ごたえを得たという。今節・徳島戦では課題である得点力の向上を期待したい。
なお、全体練習と共同囲み会見終了後、渡邉監督は自分がプリントされた新ポスターを持って、仙台市中心部への営業活動に向かった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/05/01 19:43