「周りの誰とでもコンビネーションをよくしていきたい」
富山戦を2日後に控えた練習場でそう話したのは秋葉勝。0-2で敗れた前節・岡山戦では「出し手と受け手の関係だけで、そこがダメだったら判断がなくなっちゃうような形が多かった」と問題点を指摘していたが、改善に向け、できることから始めている。
この日はハーフコートの8対6で攻撃面を確認。連戦中でもあり、体に重さは残っているが、「何回か良い形ができたし、僕自身、一度自分のイメージどおりにできたプレーもあった」と良い感触をつかんでいた。
「二人だけの関係ではなく、二人がパスをつないでいる間に3人目が動き出す。ボールが出てこなくてもそういう動きを継続していければ、相手もギャップができてきてバイタルエリアにも入れやすくなる。そういうことを続けていければ良いと思う」。そう語る秋葉は、献身的な動きでチームの連動性を作り上げる。
(山形担当 佐藤円)
2014/05/01 19:00