28日、大武峻がチームに合流した。
この日は別メニューに留まったものの、「(けがは)ほぼ治った」。27日の九州大学リーグでの試合ではフル出場を果たしており、調整の色合いが強い。今節・FC東京戦の出場可否こそ不透明だが、「試合は大丈夫。やれる準備はできている」と臨戦態勢に入っている。
そんな中、大武はFC東京FW平山相太との対戦を楽しみにしている。「僕の小学校時代」と回想したのは、2004年の高校選手権決勝。のちに自身が進学することとなる筑陽学園高が、平山擁する国見高に0-6の大敗を喫した一戦を見て、衝撃的だったことを覚えているという。その大会で9ゴールを挙げて得点王に輝いた平山は、やはり当時のサッカー少年にとってのヒーローなのだろう。
もちろん、負けるつもりは毛頭ない。平山が空中戦に強いことは言うまでもなく、“国立男”としても有名だが、「空中戦には自信を持っている。勝てる自信はある」。負傷者続きのチームにとって、ポジティブな要素をもたらせる男の復帰は明るい話題だ。
(名古屋担当 村本裕太)
2014/04/28 20:37