ACLグループステージ突破をつかみ取った山東魯能(中国)戦で、試合中に背中から後頭部を地面に激しく打ち付けたGKキム・ジンヒョン。帰国後の状態が心配されたが、「打撲という診断。(骨折などの)重症ではない」(ランコ・ポポヴィッチ監督)と、ひとまず最悪の事態はまぬがれた。試合後に直行した病院では、「救急で、VIPルームで対応してもらった」(アン・ホジンチーフマネージャー)とのことだ。
ただし、明日の神戸戦の出場は微妙。キムが不在の場合は、兵庫県出身の武田博行がゴールマウスを守る。「しっかり声を出して、最終ラインとコミュニケーションを取って守っていきたい。体も心もしっかり準備したい」と武田は話す。
J1での初出場がG大阪との大阪ダービーだったことに続き、先発デビューが地元になる可能性も出てきた。「(縁がある?)そうですね(笑)。関西で出られるのは自分にとってもプラス。そういった所で良いプレーができれば、今までの指導者の方にも良い姿を見せられる」と前向きに語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/04/25 21:01