富士ゼロックス・スーパーカップでプロ入り初ゴールを決めて幸先よく今季をスタートした浅野拓磨だが、その後はチャンスをつかめず、次第に焦りも生まれてきている。
ここまでリーグ戦は7試合に途中出場。「チャンスは与えてもらっている」が、無得点の結果も内容も満足とは程遠い。
「チームを活気付けられるようなプレーができていないし、途中から出て試合を決められるようにならないダメ。いまのままではどんどんチャンスが減ってくる」
公式戦全試合にメンバー入りして、アジアへの長距離移動も経験。初体験も多く疲労も蓄積しているが、「僕が疲れているとか言い訳にならない。どんどん積極的にどん欲にやっていかないと」。浅野は自分を奮い立たせていた。
今後も続く連戦をチャンスが増えると捉える浅野は、「万全の状態で試合に入れるように準備したい」と意気込んだ。連戦が続くチームにとって、スピードスターの躍動に集まる期待は大きい。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/04/25 19:44