今季はまだ攻撃面で本来の躍動感を見せる試合が少ない藤春廣輝。そんな背番号4にとってアウェイの川崎F戦といえば、一昨季に3-2で勝利した際の得点が思い出される。験がいい相手との一戦を前に「アウェイの川崎F戦にはいいイメージがあるので、ゴールに絡む仕事がしたい」と意気込みを見せた。
川崎F戦では2列目に私生活でも仲がいい倉田秋の起用の可能性があるが、昨年のJ2時代から倉田秋とのホットラインはチームの大きな武器。今季はまだ二人のコンビで左サイドを制圧する時間は少ないが、ここに来て倉田も復調の兆しを見せているだけに今節で大暴れしたいところだ。「(倉田)秋は一人でも突破できるし、僕が上がるといいボールが来る」(藤春)。4番と11番が醸し出すハーモニーで川崎F、の右サイドを切り崩したい。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/04/24 23:03