「疲れは大丈夫。練習をしているよりも、試合をしているほうが良いし、移動もそんなに気にならない」。
柏好文は、ハードな日程もまったく苦にならない様子だ。3万5千人を超える観客が詰めかけて独特のムードに包まれたACLグループステージ第5節・北京国安(中国)戦(2△2)のアウェイゲームも楽しかったと振り返る。
「あの雰囲気はなかなか味わえないモノだった。声で揺れていると言うか、そういう中で試合ができて楽しかった」。
ハードな日程も厳しい国際舞台も楽しみながら戦っている柏は、チームの力強さも感じながら気を引き締めている。「こういう連戦の中でも勝ち点を取っていけるのが広島。僕もその一員としてしっかりとやっていきたい」。
20日はアウェイの新潟戦。遠征が続くが、「オレ、新潟キラーなんで」と、柏は笑顔で新潟へ向けて出発した。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/04/19 17:15