ナビスコカップ第3節・柏戦(1△1)は引き分けに終わったものの、内容的には得るモノも少なくなかった大宮。守備ではボールの取りどころがこれまでよりもハッキリし、そこからの攻撃もスムーズさが増していた。
柏戦で途中出場したズラタンは「守備をまずしっかり堅くして、そこから攻撃の策を立てるのは当たり前のこと」とコメント。ベンチから見た印象と自身が出場しての感触を踏まえては、「先手を打って前に運んで、攻撃をしっかり終わらせることは、いまの自分たちが一番やらないといけないこと。柏戦ではそれが今までに比べたらできていたので、そのリズムを続けていかないといけない」と課題解決への手ごたえを語った。
依然としてシュート本数の少ない状況が続くが、確実に前には進んでいる。リーグ前節・清水戦(0●2)後には選手ミーティングで修正点があぶり出されたという。さらに前へと進むためにも、今節・G大阪戦では公式戦6試合ぶりの勝ち点3が欲しいところだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/04/17 21:55