前節・札幌戦(0●1)において、お待ちかねの“松本デビュー”を果たした棗佑喜がピッチを上げている。公式戦の翌日(6日)に行われた湘南との練習試合にはフル出場を果たし、「90分間ならではのキツさだった」と振り返りながらも復活をアピールした。もちろん、連係面やゲーム勘などに課題はあるが、現状を前向きに見据える。
今節の対戦相手となる栃木は、2年前に川崎Fからの期限付き移籍で所属していた縁がある。「松田さん(松田浩元監督)には試合にも出してもらいお世話になったし、J2の連戦の中でタフさも学んだ。サポーターも応援してくれた」とリーグ戦34試合出場を果たした2012シーズンを良い1年だったと捉えている。だからこそ成長した姿を見せるためにも、ゴールを欲している。
今節・栃木戦もベンチスタートが濃厚だが、「栃木サポーターにはブーイングしてほしいくらいだし、それも楽しみ」と、勝手知ったるグリスタのピッチでの大暴れを誓った。
(松本担当 多岐太宿)
2014/04/10 21:49