“下手したら息子でもおかしくないような選手たち”と『若さ』が今季の代名詞である東京Vに新加入したのは永井秀樹43歳。
今回の移籍の移籍に関して、永井は「いろいろなチームでお世話になってきたが、ヴェルディに対する気持ちは別格」と、その言葉には人一倍強いヴェルディへの愛がほとばしっていた。
そしてJ1へ昇格が最大の目標だと思っていた記者陣に、彼は本当の目標と夢を語った。
「J1昇格というよりは、J1にいなくてはいけないクラブだと思っている。いまの状況では笑われるかもしれないが、Jのチャンピオン、そこからACLに行き、アジアチャンピオンになり、世界で戦う。そこまでが目標で夢でもある。自分がそうだったが、たくさんの子供たちがヴェルディでサッカーがしたいと思うクラブにしたい」
ヴェルディを愛するすべての人のために戦い続ける永井秀樹のチャレンジスピリットは、いまだ健在だ。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/04/08 22:49