グラハム・アーノルド監督は、これまでの試合前の共同記者会見をTVカメラに合わせ立って実施してきた。しかし3月31日の会見は、報道陣と車座になったスタイルで会見を敢行。本人いわく、「オージースタイルです」とのことで、この日の会見は活発な質疑応答が飛び交った。
仙台は現在、公式戦6戦で2分4敗、未勝利で3月を終えた。指揮官は直近のJ1第5節・甲府戦(1△1)を「勝てた試合展開だったし、選手たちが良い判断ができた場面も多かった。しかし、もっとできた」と反省。特に今季まだ複数得点がない攻撃面については、「ペナルティーエリア内での冷静さが必要であるとともに、クロスでも中央のコンビネーションでも、チャンスを作ったときに供給されるボールの“意図”を理解しなければならない」と、フィニッシュ面で改善すべき点について言及した。
「昨日より今日を、今日より明日をベターにする」という心構えのアーノルド監督は、4月を3月よりもベターな月にすることを目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/04/01 17:02