19日にJリーグヤマザキナビスコカップ・清水戦を戦い、20日に仙台に戻って来たチームを待っていたのは、大雪だった。
20日の練習(写真1)は水を多く含んだ雪に覆われた練習場で、ポジショニングの意識を高めるための練習などが組まれたものの、フルコートでの戦術練習はできなかった。
翌21日にもこの積雪は残っていたために、練習は午前中から午後に予定変更。午前中のうちに雪かきが必要な事態になったが、ここでベガルタ仙台・市民後援会を中心とした呼びかけにより、サポーター有志がチームスタッフとともに雪かきを行った。
練習が始まる14時30分には練習をおこなう分のスペースが確保され(写真2)、チームは攻撃のコンビネーションを中心とした練習を行うことができた。
グラハム・アーノルド監督はサポーター有志の善意について「自ら進み出て雪かきをしてくれた多くの方々に感謝します。皆さんの助けのおかげでわれわれは戦う事ができるのです」と感謝の言葉を述べた。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/03/21 22:13