J1第3節・仙台戦ではチームで唯一となるシュートを放ったのが、今季から加入したFWリンスだ。
昨季積み重ねてきた守備戦術に関しては、合格点が付く一方で、3試合を終えてFW陣の得点は未だゼロ。
そんな攻撃陣のテコ入れの一環として、ナビスコカップ・グループリーグ第1節の神戸戦ではリンスの今季初先発が濃厚だ。
「リンスには期待している」と話す長谷川健太監督だが、やはりブラジル人FWの力を最大限に引き出しうる男が、二川孝広である。キャンプ中からリンスのポテンシャルを高く評価する背番号10は「まだ一緒にやった時間は短いけど、彼の良さを活かせるようにしたい」と話した。
アラウージョやマグノ・アウベスら数々のブラジル人を魅了してきた二川のキラーパスと、個の力を持つリンスの融合が楽しみだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/03/18 22:01