開幕2戦を戦い、チームはまだ勝ち点を得れていないものの、随所で持ち味を発揮しているのがフランス人MFのアンドレア。
しかし、この日の練習では北野誠監督から「アンドーさん!アンドーさん!」とポジショニングや守備面を指摘する声が飛ぶ。
実はアンドレアはギリギリ片言の日本語しか話せず、チームには通訳もいない。そのため、練習中に細かな動きの確認はやや難しいのが現状だ。そんな二人は練習後、あらためて身振り手振りを交えてしばらく立ち話。
「(ちゃんと伝わったかどうかは)う〜ん、多分。“ボンズ~ル”って感じだよ。細かいニュアンスまでは難しいけど」とやや苦笑いも、「でも、アイツのほうからもよく話を聞きに来る。一生懸命やろうとしているから、僕も理解しようと思ってる」と話す。言語の面では100%補完はできていないものの、気持ちを含めたコミュニケーションは概ね良好のようだ。
(讃岐担当 松本隆志)
2014/03/12 22:28