内藤洋平の動きが良くなってきた。
昨年の初夏に右ひざの前十字じん帯を負傷して、長いリハビリ生活に突入。今季のキャンプもほとんどを別メニューで過ごしてきたが、2月の最終週に入るとついに全体練習に合流したのだった。
「体のキレ自体はまだ不十分だけれども、いつでも試合に出られる状態にはなっている。あとは、監督がどう判断してくれるか」
全体練習合流から日を追うにつれてボールタッチの精彩さを増して、内藤らしいプレーを連発するようになっている。何より、とても充実した表情で一つひとつのメニューをこなしているのが印象的だ。
「やっぱりみんなと一緒にボールを蹴ることができるようになったことがうれしいし、何より単純に、またサッカーができるようになったことがうれしい」
約8カ月ぶりとなる公式戦復帰が間近に迫っている。
(北九州担当 島田徹)
2014/03/06 17:55